こんにちは、アカツキです。
今回はすごく微妙な知名度のポップデュオ、moumoonについて。
moumoonのファンは僕含め数万人単位でいると思うのだが、誰一人として名曲『カタルシス』について語っていないので、
世界で1番最初に、かつ世界で1番分かりやすく語ってみようと思う。
なぜ『カタルシス』が最高傑作なのか
今年3月、moumoonはNEWMOONというニューアルバムをリリースしたが、この2曲名『カタルシス』がmoumoon史上最高傑作で間違いない。
moumoonについてはかれこれ10年追いかけていて、特に名作だと思う楽曲は3.4曲あるが、特に『カタルシス』は最高傑作だと悟ったのだ。
そこで今回、なぜカタルシスが他のmoumoonの楽曲を差し置いて最高傑作と言えるのか、それについて語っていきたい。
1メロ
調子ははっきりいって暗い。
どよんとして、テンションも低く、歌詞自体も「悲しい」「孤独」「痛み」「怖い」 などとマイナスワードがある。
このような調子の中で、ボーカルのYUKAさんの歌い方も、悪い意味で悟っている風な歌い方であるため、マイナスな感じに更に拍車がかかる感じなのだ。
イラスト屋さんのイメージで言ったらコレに近い。
しかし、それが徐々に変わってくる。
2メロ
「偶然」「運命」「信じてる」など、プラスなワードが出始める。
ここで、マイナスからプラスへの転換が見られる。
また、ここ2メロでは誰かに語りかけるような調子になり、孤独でなくなっている状態、暗い海の底から明るい空の下へ浮上していっている様子だ。
イラスト屋さんのイメージで言ったらこんな感じ。
サビ
「恋」「永遠」という、分かりやすく恋愛に関するプラスなワードが出てくる。
しかし、そんな中でもこんなフレーズが。
「嘘でもいいから、君の言葉で聞かせてよ」
・・・
え?
・・・
嘘でもいいから聞きたい、と言うところ、引っかかりませんか?
・・・
おそらくこういうことだろうと思う。
今の恋、それはきっと終わりがくるものなのだろうけれど、それでも幸せを感じさせることを、目の前の一番好きなカレシから聞きたい!!ということが心情としてあるのだろう。
「夢を見させてほしい」と言うワードがその後に出てくるところからも、とにかく思いを言葉にしてほしい、というところなのだろう。
つまりオンナゴコロをこのサビで語っているのだ。
イラスト屋さんのイメージで言ったらこんな感じだ。
まとめ
どうにも切なく、悲しくてどうしようもないこともあるけれど、しかし幸せを求めて止まない、絶対にあきらめない強い気持ちがある、という思いが内燃しているのが、カタルシスだ。
1メロとサビのギャップがすごく幅があるのが、カタルシスという楽曲だ。
この場合、ギャップと言うのは歌詞だけでなく、メロディーライン、そしてボーカルの歌い方もそうだ。
このように、幅がある楽曲というのが、名曲といえるのではないだろうか。