趣味で開成高校の社会の問題を解いている。
開成高校というのは、簡単にいうと大学受験で言ったら東京大学のようなところだ。
つまり、日本で一番難しい入試問題をだすところと言っていいだろうか。
ここの問題で興味深いものが2つあった。
一つはコレだ。
問い
1867年のパリ万国博覧会のときに、江戸幕府は出品するだけでなく使節団も派遣しました。この使節団に随員として参加し、明治時代に多くの企業の設立を行い、経済の発展に力を尽くした人物の名前を漢字で答えなさい。
みなさん、分かりますか・・・?
プロの視点から言って、
コレは明らかに大学入試レベルだろ!
と思います。
おそらくこの問題、最近のニュースを見ている方や、歴史が好きな、特に明治が好きなビジネスマンであれば分かるかもしれません。
答えは・・・
・・・
・・・
そうです!
この人です!
それと、もう一つ。
問い
第一次世界大戦のあと、日本は更に国際的地位を高め、国際連盟の事務局次長も出しました。事務局次長を務めた人物の名前を漢字で答えなさい。
・・・うーん、これも若干難易度が高いような気がするけれど、おそらく開成を受けた受験生の大半はこの問題には正解したのではないかな。
答えは、この人ですね!
しかし、この入試、まぁるで予言のような気がしませんか?
最近、ニュースで新札の新しい人物が取り上げられていましたが、渋沢栄一が1万円札になるとのことですね。
それに、新渡戸稲造は樋口一葉の5千円札の一つ前の顔であるし。
どうやら、開成の入試問題を解くと、未来が見えるのかもしれない。