昔にTwitterでお気に入りにしたツイートを読み返してみる。
8年ほど前から注目している哲学者、芦田宏直氏のツイートから。
芦田宏直@jai_an2011年7月11日
御意。 RT @oh_arata: 教員とは問いの専門家 http://ow.ly/48GYC RT @jai_an: 5)文系の大学教授は、歩く検索機、あるいは大学図書館の案内人。優秀な大学人ほどそう。下手に論文を書いて「自分の」意見を言う大学教授は害悪でしかない。…
これは面白い。
そうすると、文系の学問は飽くまで過去から学ぶ学問であり、理系のように未来に向けて新しいものを構築、開発するための学問ではないということだと考えられる。
これは目から鱗だ。
文系において新しいことを言おうとする人はひょっとすると新宗教の教祖くらいかもしれない。
文系学問とは一言で言うと、
「人間とは何か?」
「社会とは何か?」
を学ぶものだ。
そうすると過去、つまり図書館にある文献がすべてそれを教えてくれる訳であり、何かそこで新しいものを開発するということはない。
過去から学べ! さすれば道は開かれん。と、芦田氏は言いたいのではないだろうか。