島田紳助という漫才師を覚えているだろうか?
おそらく今の中高生は知らないかもしれない。
彼の人間関係は物議をかもしたけれど、彼の話術、トーク力には今でも学ぶべきものは多い。
というのは、このニュースを見て、10年ほど前の行列のできる法律相談所で彼がこんなことを語っていたことを思い出したからだ。
小6の時によく遅刻するやついてな、その言い訳がオモロイねん。ある時の遅刻の理由をこう答えたんや。
『登校中に石ころを蹴り続けて、気づいたら奈良でした。』
本当にこんな子がいたのかどうかは実証不可能だけれど、そうだとしたらなかなかとんでもなく面白い。
仮にコレが彼の創作した嘘だとしても、そのセンスが素晴らしい。
こんな嘘、思いつきますか? つきませんよね?
これが、島田紳助のすごさですわ。
彼はおそらくもう二度と芸能界に戻ってこないだろうけれど、羞恥心など、彼のプロデュース力もまた、学ぶものは多い。