村上春樹が好きだ。
理由は分からない。
分からないけど、ずっと読んでる。
いや、ずっと読んでるといってもノルウェイの森上下巻を何度も何度もなんども読み返しているだけだ。
その彼がカタルーニャスピーチで語ったこと。
珍しく日本語で村上春樹がスピーチしているのだ。
…変なこと言うようですが、僕ら日本人が村上春樹を原文で、つまり日本語で読める、ということはあまりにも幸せなことだと思う。そう思いませんか?
その村上春樹のスピーチのタイトル。
「非現実な夢想家として。」
このタイトル、なんだかとてもしびれる。
理由は分からない。
なぜか、今日仕事中にこのタイトルが頭をよぎった。
あることをしているときに、別の、全く関係ない事柄が頭によぎる、ってことありませんか? 私はあります。そういう時が今日あったのです。それでそのときこの「非現実な夢想家として」という言葉がよぎったんです。それで休憩時間に「あれ? なんだこれ???」となってググったら「あ、村上春樹のカタルーニャスピーチだ!」と思い出したんです。
このスピーチ、YouTubeで一回聞いて、文でも3回は読んだ。
鳥肌が立った。
また、読みたい。
「読まなければならない」から、思い出したのかもしれない。