ホンットにスラムダンクは面白い!
いま、20巻中18巻まで読み、Amazonで残りの19巻と20巻を買ってその到着を待っているところだけれど、ワクワクしてしょうがない。
話はインターハイの2回戦。
圧倒的王者の山王工業(能代工業がモデル)と湘北との戦いだ。
前半は善戦して最初に得点を決め、周囲に驚きを与える。
しかし後半が始まって3分ほどでなんと湘北は20点以上も離される。
普通そうなったら戦意喪失し、実際チームの桜木花道以外はほとんどやる気をなくす。
しかし安西先生は桜木にあの名言を語る。
あきらめたら試合終了ですよ・・・?
でたーーーー!
読んでいてそう思った人も少なくはあるまい。
というのは、この台詞は6巻でも一度出てきているのだ。
以前のブログでも紹介したけれど、スラムダンクは哲学めいた台詞が多く、そのなかでも代表てきなものがこの台詞なのだ。
スラムダンクはシリアスなシーンの中に急にマンガチックな要素が入っていて、その緩急の付けどころがあるのがマンガを読む人を飽きさせない。
素晴らしく面白いマンガに見られる傾向として「この後どうなるんだろう??」感というものがあるが、スラムダンクもこの例にもれず、とても引きつけられ、ワクワクが半端ない。
「この後どうなるんだろう」感。お分かりいただけるだろうか?
例えばジョジョリオンやスタンドバイミー描クえもん。
これらは読んでいてまっっっっっっっったく先が読めない。
こんな物語を創れるだなんて、この方々は天才だな、と感服せざるをえない。
そんな風に感動して、尊敬して、それから影響を受け、自分自身の日々の生活に活力を与えるような存在、なんて素晴らしいのだろうかね。
今後もそんな作品に出逢いたいし、出逢わなければならないと思う。