この記事を読んで、プログラミング教育を全く誤解していた。
実際にプログラムを作ることをPCを通じてやるものだと思ったが、そうではなかった。
簡単に言うと、論理的思考力を身につけることを目的とするものが、これだと。
この記事での論理的思考力とは、
・課題や目的を分解して考えることができる力
・答えに行き着くまでの道筋を定めることができる力
この部分を読んで、それだったら国語の授業でもっと作文の時間を増やせばいいんじゃね?と思えてならない。
国語の授業はどうしても本文に書いてあることを探して書いたり、或いは要約するという問題しかない。
そういうものを扱うのではなく、彼らにアウトプットの機会を増やすのだ。
それでいて、添削をされて、また書いて、そしてまた添削され、また書いて・・・。
つまりトライアルアンドエラーを繰り返す。
大人風に言うと、作文のPDCAサイクルをまわしまくることで、論理的思考力を身につけることができる。
それだけでなく、ディベートを国語に更に導入するということも良いのではないか。
実際に菊池省三という伝説の教師がこの二つを行っている。
菊池先生は作文をディベートの授業を重視して行うことで、先生のクラスの子たちは論理的思考力はつくことはもちろん、本の副題にもなっているように「生きる力」すら身に付くという。
だからこそ、私はプログラミング教育よりも「作文・ディベート教育」を押し進めていく方が良いのではないかと思うのだ。