数字を上げることは大変だ。
改めて思う。
予算実績資料に載っている数字、それはただの文字だ。
しかし、それが下がるとき、或いは上がる時は、一言では決してまとめられない人間の感情が渦巻いている。
つまり、数字の裏にはドラマがある。
それが、面白い。
数字が下がるとき、いかに落胆するか。
数字が上がったとき、いかに達成感を感じるか。
営業的な仕事をしていて、数字が上がった時はやっぱり嬉しいものだ。
ただ、数字が悪い時に、いかに平静でいられるかが肝だ。
いや、平静というか、いかに前向きに悲観できるかだと思う。