市職員2.5万人の給与増額勧告 河村市長「考えます」:朝日新聞デジタル
うーん、微妙な問題。
役人の立場からしたら、初任給が民間の平均を下回っているのは、仕事場のモチベーションの低下につながり、結果として行政サービスの品質低下になり得ることは想像できるのだけれど、そもそも役所への求職者は、初任給で選んでないでしょう? そこではなく、将来の安定性で選んでいるはずだ。
だから、今回の引き上げ勧告は正直いって「?」という印象を受ける。
河村市長もこれには懐疑的で、
「苦労して税金を払っとる方に引き上げ勧告をしてほしいぐらい。(勧告に従うかは)よう考えます」
と言っている。
名古屋市に税金を払っている私からすると、寧ろ引き下げ勧告を出したいくらいた。
役人は少数精鋭で、はらう税金も最小限であることが望ましいと思う。