名古屋城のシカが大けが 現在残る2頭のうちの1頭:朝日新聞デジタル
先日、奈良公園で鹿と戯れてきたのだが、何と地元の名古屋城にも鹿が棲息していたとは。
あの、水がない、草ぼーぼーの堀のところにすんでいるのだろうか。
あそこなら、確かに食糧にも困らないし、雨露もしのげるから、鹿もくらせるのだろうな。
それにしても、名古屋城の鹿は江戸時代からいるとのことだが、さすがに奈良公園の鹿とはタイプが違うだろう。
こういう鹿は人に慣れていないだろうから逃げ足が速いだろうし、その弊害として万が一道路に出たら事故につながるし、観光客と接するようなことがあったとして、その客が奈良公園のノリで近づいていってしまったら攻撃されてしまうかもしれない。
最盛期は56頭いたとのことだが、野良犬に襲われたりなどして数が減っていった、とあるが、野良犬なんて名古屋城にいるのかよ!
以前桜を見に名古屋城に言った際、野良猫は数多く見られたが、野良犬はいなかったな。
というか、野良犬の存在は危険過ぎる。
野良犬は得てして凶暴で飢えていて、鹿は基本おとなしい性格だから、野良犬にやられてしまうのだろう。
それにしても、誰だ、イヌを名古屋城に捨てたのは。
もとをたどれば、この鹿の減少は、野良犬のせいというより、イヌを捨てた人間のせい、つまり人災ともいえる。
イヌを捨てる人がいなければ、ひょっとしたら名古屋城周辺も、今の奈良公園のように鹿とふれあえるスポットとなっていたのかもしれないというのに。
広さ的には少し難しいかもしれないが、それは可能だったのではと思う。
こういう風に、あり得たかもしれない未来、つまりパラレル・ワールドを想像することは大事なことだ。
「いやいやアルテマ君、歴史に『もしも』は存在しないんだよ。」
と言う人がいるかもしれないが、未来は小さな決断で変わるものだから、パラレル・ワールド構想力を磨くことは、極端な話、どの業界で仕事をしていても有効なことなのではないだろうか。