あれほど内定を期待し、確信をしてしたのに。。。
ふざけるなよ。絶対に許さない。
・・・いや、あまり怨念的な言葉を吐きたくない。
しかし、今回ばかりはものすごく腹立たしく、ここ数年でもいちばん怒っている。
哀しみよりも、怒りが近い。
自分自身、あまり怒ったりするタイプではなく、寧ろ「怒る」ことはマイナスの、負の感情の中でも最も破壊的、崩壊的なものと判断をしていたので、怒りそうなことがあっても、それを押しとどめ、避けてきた。
しかし今回は許せない。
相手に対して、というのももちろんあるが、自分自身に対しても怒りの感情を持っている。
この感情を持ったとき、最初は「嫌だな・・・」と思っていたけれど、気持ちを切り替え、「この感情は大いに活用できる」と思っている。
三島由紀夫の言葉に、こういうものがある。
「なにくそ! なにくそ!」
これが男の子の世界の最高原理であり、英雄たるべき試練です。
また、青色発光ダイオードの製品化に成功させ、ノーベル化学賞を受賞した中村修二氏も、以下の自著のタイトルに「怒り」とあるように、会社の上層部に対して怒りをぶつけ、その力を開発に発揮してきた。
「怒り」の力は活用できる。「怒り」は、使いようによっては火事場の馬鹿力のように、自分では思っても見ないほどの力を出すことができるかもしれない。