ある有名なコンサルタントがいっていた。
「『伝わったこと』が、『伝えたこと』だ。」
と。
つまりこちらが言ったことが、必ずしも先方には伝わってるとは限らず、
いうなれば、コミュニケーションは全てが受け手に委ねられている、
といっても過言ではない。
今日会社で研修があり、偉い人々から様々な有難いお話を頂戴したのだが、
人によってはものすごく退屈で、苦痛で、苦行でしかなかった話もあった。
しかし、その偉い人の中でも、「聞かせる」話をしてくれた方がいた。
その方の話し方は、
『いいなぁ〜、盗みたいな!』
と、思えるものだった。
ここで簡単に共有すると、それは4点ある。
- 言葉と言葉の 間 のつくり(いいですか? ………。はい、では次は…)
- 単語、フレーズの強調(ゆっくり、ハッキリ)
- 身振り手振り
- 顔付き(鬼の形相になったり、柔和なオタフクみたいになったり。)
今、研修を振り返りながらこのblogを書いているのだが、
「…あのお方、人に話を聞かせるプロ中のプロだな…」
と、思った。
やはり大企業は人材が揃っていて、お金をもらって『修業』できるとってもいい場所だな、と、振り返って思った。