友人がツイッターでこう言っていた。
今の会社で5年ほどやってきたけど、いまだに働いたら負けだと思う。
うーむ。
「負け」とは何か?
何に「負け」ているのだろうか?
逆に、「働いていなければ勝っている。」とは何か?
働くということは、言い方を変えると、自分から稼ぎにいくことだ。
ここで注意することは、「働く」とは、上司やクライアントから命令されて強制的、奴隷的に「働かされる」ことではなく、
自分から主体的に目的的に「働く」ということだ。
その行為が「負け」ということは、「動いたらダメ」ということか。
動かず、自動的に天(それが親なのか、確立されたシステムなのか、公務員的立場によるものなのかは置いといて)から恵としてのmoneyが降ってくるのを待って、自分は悠々自適にいることが
「勝ち」
ということなのだろうか。
うーん。
そもそも人生において「勝ち」「負け」をつけることに全く納得がいかない。
これは10代の頃から思っている。
私が尊敬している故藤巻幸夫氏がこんなことを言っていた。
勝ち組、負け組なんて言葉遣いやめようよ。そうじゃなくて、「満足組」「不満組」だったらなっとくいくけどさ。
私はこの論に満腔の同意を与える。
今の働き方に満足してるか、不満か、ということだろう。
これに尽きる。