
「…なんかローソンのおでんが食べたいな…」
と、ふと思い、ローソンに寄った。
なぜローソンのおでんか、というと、ローソンのおでんはジャガイモであったり、ロールキャベツであったり、他のコンビニには見られないラインナップであるからだ。
「ここにしかない」というのは、企業が生き残るために最も重要なことだ。
それはいいとして、帰り道のローソンに寄り、おでんコーナーを見てたら、なんだか店員がおでんの前で仁王立ちをし始めた。
「…なんか見てていづらいな…」
と、思った。
店員からしたらすぐさま客に対応するためだとは思うけれど。
とりあえず一旦その場所を離れ、他の棚を見てから、またおでんコーナーに戻ったら、先ほどおでん前で仁王立ちしていた店員さんが、他の店員さんと態度悪い感じで談笑をしていた。
それはまぁいいとして、次の行為が許すことができないものだった。
その店員さんはその刹那、
「げふっ」
と、ゲップをしたのだ。
私は、
「…うわっ…」
と、思い、買うのを止めて、店を出た。。。。。。。。。。。。
このことから、いくら商品がいいものだとしても、それを提供する人間が「ちゃんと」していなければ、それを購入し、そしてそれをリピートすることはないのではないか、と思われた。
言い換えると、商売の本質は、商品よりもそれを提供する人間がどう振る舞うか、というところではないか、と思われた。
だから、詐欺師、という商売が存在するのかな、と思う。
商品がいかにもダメダメでも、詐欺師の口のうまさに乗せられて買う、ということが撲滅しないように。
今回の「ゲップ事件」をきっかけとして、今後の仕事へさらに邁進していこうと思ったのだ。